2019年10月11日

絶望的に落ち込んでいる方へ

合格できなかったという事実に
激しく落ち込む気持ちはよく分かります。
 
 
私もかつてそうでした。
やる気出ないし、元気出ないし。
人に会いたくないし、勉強もしたくないし。

 
単純に疲れがたまってやる気が出ない場合も
あります。
その場合は、よく寝てよく食べよく遊べば
ある程度は回復します。
 
 
一方で、時間とともになかなか回復しない
深い喪失感、虚無感に襲われることはあるでしょう。
 
そんな時はどうするか。



ポジティブ思考になろう
とにかく休もう
睡眠をしっかりとろう
気分転換をしよう


それも大事なのですが、酷く落ち込んでいる場合には
根本的な解決にはなりません。
その前にすべきことがあります。


改めて、
深い喪失感や虚無感、ひどく落ち込んでいる場合に
何をするか。



それは、
グリーフワーク(嘆きのワーク)です。

 
 
心理学をしっかりと学んでいる方、
医療関係に従事している方にとっては
当たり前のことかもしれません。



深い喪失感がある場合は、
まずその抑圧した感情を解法する必要があります。


強い悲しみ、怒り、後悔、ショックの対象に対して
作文を書いていきます。

自分に対しても他人に対してでも構いません。


色々なやり方はあるのですが、その文章は他人に見せる
必要はありません。


例えば、
自分は今◯◯で悲しんでいる
◯◯に怒っている
◯◯で苦しんでいる

のように。


対象は、自分でも他人でも何でも構いません。


悲しみことを肯定し表現することが最初のステップです。


このワークは、色々な喪失感を持ったときに
活用することができます。

 
例えば、

・安心の喪失(いじめ、解雇、暴力、引っ越し、天災)
・人間関係の喪失(離婚、ケンカ、浮気、失恋)
・命の喪失(家族、恋人、友人、ペットの死)
・過去の喪失(トラウマ、虐待、暴行)
 

特に、死別、ペットロス等の際には、活用されています。


今、ひどく落ち込むでいるという経験は、
今後に必ず役に立ちます。



我々司法書士の仕事をしていると

親族の死、離婚、会社の倒産、解雇、
破産、家の売却、

などの場合に相談を受けることがあります。
それは大きな環境の変化、大きな喪失感を伴うものです。



我々司法書士としては、法的な解決策を提案だけしていれば、
解決策として必要条件は満たします。
しかし、十分条件は満たしてないと考えています。


法的に根拠のある解決策を提案できるのは最低限です。
ただ、それは将来的にはAIにもできるかもしれません。
最適解を出すのは、むしろかなわないかもしれません。

 
  

そもそも、何に困っているのか、
法的に経済的(金銭的)な利益を最大化すれば良いのか
心情面をどこまで考慮すべきか、
どの負担を軽減すべきか


その見極めは、
AIには代替が難しい部分だと思います。

法律の知識だけでは足りないです。


心理学は歴史が古く、臨床データも豊富です。
グリーフワークも実験データの積み重ねの結果です。
心理学を科学というのは議論があるところですが。

このデータを活用して実践するのは、「人」です。

今目の前の人に何が必要か。


想像力がちゃんと発揮できるように。



発表直後の絶望の経験は過去の私もしています。

「あと1問、迷ったあっちにしておけば」
という後悔も。

友人との死別もあります。
「もっとこうしておけば」なんてことも。


経験は今後に活きていきます。
活かしていくという方が正確かもしれません。

まずは自分が困難を解決して、
そして、その先に同じように困っている人の
力になれるように。
 
 
試験に話を戻すと
当日までと当日に力を発揮するために、
考え方、メンタルなどの準備をすることも
非常に重要です。
  
  
試験の苦しみとその試行錯誤が今後に活きていきます。
私が発信しているのは過去の自分へのエールでもあります。


この内容が少しでもあなたのお役に立てば幸いです。




向田恭平

posted by 司法志士 向田恭平 at 13:00| Comment(0) | ノウハウ・メンタルスキル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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