2020年05月01日

各業界への影響と受験生へのエール

世の中は
異常な状態が続いています。


どの業界もですが、司法書士業界にも
影響はあります。
 
人に会わずに
日々同じような仕事をこなすだけ
という場合は分かりませんが、
 

経営者を含む会社関係の依頼者
士業の仲間、不動産関連の方、
医療関係、飲食、サービス業の方などの
相談を受けたり、情報交換したり、

事務所を経営している場合は、
よほど鈍感な人でなければ
大きな影響を感じているはずです。
 


士業関係は、私の事務所を含めて
売上的には大きくはないけど、減少傾向です。
影響、変化を強く感じています。
 
 
経営的には
6か月は売上0でも大丈夫ですし、
現在の受任している未処理案件だけでも
10か月以上は資金が尽きません。
 
そして、依頼も止まってはいません。
 
 
士業は粗利率は100%ですので、
利益率は高いです。
在庫やロスもありません。
 
ビジネスのモデルとして見ても、
不況には強いです。
 
不況なりの案件もあります。
 

ただ、目の前のことだけではありません。
今、そして数か月後には大きな変化が
あると考えて準備しています。
 

不況は間違いなくきますし、
売上の減少などは当然あると思います。
 
業界によっては、3か月後、6か月後に
遅れて影響が出るでしょう。

ほぼ顧問契約の税理士も、現在は影響なくても
顧問料の見直しなどは今後出るだろう、

今影響ない会社も数か月後の厳しい局面の
準備をしている人がほとんどです。
 
 
影響がある前提で準備はしています。
ここで変化する良いチャンスと捉えて
取り組んでいます。

 
 
全国の数十の司法書士事務所の
アンケートなどを見ると

不動産登記は微減
債務整理は微増
相続は生前対策は半減程度
商業登記は微減
補助金の申請は増加
 

不動産は3か月〜6か月後は減少見込み
事業承継、M&Aは増加見込み


です。
 

実際に不動産業者も手付解除や
決済延期などありましたし、
そういう話も耳にします。

 
賞与も出ないでしょうし、この時期に
住宅ローンは組みにくいでしょう。

居住用は厳しいと思います。
投資用以外はかなり厳しいでしょう。

不動産を手放す人も増えるので、
取引自体は発生しますが件数は減るでしょう。

 
私の事務所は、決済は売上の1割以下なので
仮にゼロになってもそれほど影響はありません。
 
ただ、その他の新規の相談案件は減っています。
その代わり相談を受けるとほぼ受任しています。

このご時世に相談するということは、それだけ
真剣な方ということでしょう。
 
  
案件以外にも変化はあります。 
 
テレワークなどの導入をしたり
オンライン面談を取り入れたり
働き方も変化しています。
 
 
そもそもパソコンさえあれば
ほぼ事足りるので、どこでやっても
あまりやることは変わっていません。
 
 
  
経営者からの相談は激増しています。
また、経営者をお客様に持つ
金融機関、保険屋さん、他士業などからも
相談は尽きません。


専門外の相談も多いです。
他の専門家と連携して課題を解決していきます。



飲食などは売上9割減の人もいます。
飲食は変動費(仕入れなど)もあり
粗利率が非常に低いです。

3か月くらいでキャッシュが尽きてしまう
会社が多いです。


飲食のある社長と話すと、
何度も修羅場をくぐり抜けてきただけあって強いです。
何とかしようと必死です。

「売上8割減、9割減だよ、
そっちも大変でしょ?」

って相談の連絡が来たのに気遣ってくれるんですよね。
誰も悪くないし、その社長も悪くないです。

でも、資金繰りに奔走して
制限の中でできることを探して。


なんか熱くなってしまってます。

こんなときだからこそ張り切って
しまいます。

言葉を選ばずに言うと、燃えています。




司法書士、行政書士は

経営の支援、企業再生支援、
補助金支援など
色々とできることはあります。
 
 
今まで以上に
登記業務にこだわらずに業務をしています。


我々ができることは、自粛して家で時間を
潰すのではなく、
目の前の困っている人の課題をどう解決するか
を考えて実行することです。
 
直接接触しなくても、様々な情報を入れ、考え
行動はできます。
オンラインでもできること山ほどあります。
  
 

勤務していて、直接相談が来なくて  
直接できることが少ない方は、
将来に向けた勉強でも良いです。
 
法改正は色々と動ていますし、
新しい分野の勉強でも良いですし、
独立の準備でも良いでしょう。
 
 
Amazonプライムやネットフリックスや
ゲームなども良いですが、
 
折角なので、時間を埋めるために無為に過ごすのではなく
刀を磨いておく時期にしても良いのではと思います。
 
いつもよりも時間が増えたのであれば
時間があったらやろうと思っていたこと
をやっちゃいましょう。
  
 
 
 
【受験生の方へ】
過去の受験生の中でも大変な状況になることは
間違いありません。
ただ、社会人の方でいつもよりも
勉強する時間が確保できている方も
いるでしょう。

そして、自分には何かできないかと
今は力不足を感じているかもしれません。
私も2011年のときはそうでした。
自分の無力さに情けなく、悔しい思いをしました。
 
今のあなたもそうかもしれません。
 
ただ、今回のことに限らず、
数年後、10数年後には同じような大変な
状況はやってきます。
 
そのときまでに、専門家として力を付けて
準備をしておいてください。
 
  
力をつけておけば、できることが山ほどあります。
誰かの力になれることが山ほどあります。
 

 
そう感じた方は、今は
とにかく目の前の勉強に集中してください。
 
自分自身が今辛い状況にあるかもしれません。
勉強を続けるのも大変な状況の方もいるでしょう。
 

そんなときは、
今やっていることが誰かの役に立つ

という気持ちを持つと力が湧いてきます。 
こじつけでも構いません。 
 

受験時代は、
自分の今の勉強が世の中の役に立っている
という気持ちでやっていました。
 
それはあながち間違いではなかったと思います。


将来的には  
今やっていることが自分を助けます。
そして、周りの人に役立てるときがきます。

 
士業は、医療行為をしたり
人を勇気づける歌を上手に歌ったりはできません。
(プロ並みに歌が上手い人はいるかもしれませんが) 
 

でも
実務は目の前の人を救うことができます。
 
 
私も皆さんに恥ずかしくない自分であるように
微力ながら日々できることをやっていきます。




司法書士
 向田恭平
posted by 司法志士 向田恭平 at 22:14| Comment(0) | 司法書士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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