2019年08月19日

行政書士の試験を申し込むか?

例年だと、基準点を超えて
上積み点をある程度取れている方
司法書士試験をやめようと思っている方


には、行政書士の受験をおススメしています。



司法書士をやめた方には、形として何か残せるというのと
司法書士の合格の可能性がある方は、今後の業務を考えてです。

 

行政書士があると業務の幅が広がるからです。


私の事務所としても、
医療法人関係の設立、役員変更、資産の額の変更、移転、支店設置や
建設業、古物商、酒類販売等の許認可が必要な法人に関する登記と
行政への届出を一緒にやっています。
 

外国人の労働者を雇いたい方も増えていて、
ビザの申請等もやっています。

 


行政書士は持っていて損はないと思います。
 
 
しかしながら、
今年度はちょっと注意点があります。

それは試験科目の出題される改正法の取扱いです。
来年度の司法書士試験と適用法令が異なります。


行政書士試験の概要には、

試験科目と内容等
「行政書士の業務に関し必要な法令等」(出題数46題)
憲法、行政法(行政法の一般的な法理論、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法及び地方自治法を中心とする。)、民法、商法及び基礎法学の中からそれぞれ出題し、法令については、試験を実施する日の属する年度の4月1日現在施行されている法令に関して出題します。

「行政書士の業務に関連する一般知識等」(出題数14題)
政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解



とあります。


試験を実施する日の属する年度の4月1日現在施行されている法令に関して出題

 

ということですので、今年度の司法書士試験と同じ範囲です。

債権法はもちろん、相続法のメインとなる部分の改正も
出題範囲外となります。




司法書士を来年度受ける予定がなく、行政書士試験が本命の方は
行政書士の試験範囲の法令を学習しても良いかと思います。



ただ、それ以外の方、
今年度の司法書士の合格の可能性のある方で、
来年度も司法書士の受験をする可能性のある方


は、今から改正法の勉強だけをした方が良いと考えています。


つまり、合格しそうで、しなかった方です。
これが(ほぼ)確定するのは9月末です。


それまでは改正法を学習して良いと思います。


改正法を学習しても、
今年度は、改正前の知識は記憶に残っていて整理ができており、
試験の合否に影響があるほど混乱することはないのではない


と考えているからです。

それとあくまでも本命は司法書士試験の合格だからです。


結果的に司法書士試験に合格していて、
来年度の司法書士の試験を受験することがない方は
同じく発表までは改正法の学習をして、
発表後からでも行政書士試験(行政法等)の対策をやり
民法は、旧法との比較してあるテキストで学習するのが
良いと思います。




それよりも大事なのは
既に施行されている法令、来年度には施行される
法令をしっかりと学習していくこと
だと考えています。



改正法を学習する機会を失うと、
ずるずると苦手意識が生まれてしまいます。


「一度しっかりと学習した」


という経験は非常に大きなものとなります。
自信に繋がります。

 

実務に出ていると全く改正法を勉強せずに
断片的にしか分かっていない方が多いです。


というか、ほとんどです。

相続やってます、事業承継やりたいです
という方も、全然学習していない方が多いです。




是非とも今のうちにやっておきましょう。


予備校のイベントに参加するでも良いですし、
改正に対応した書籍を読むでも良いです。



基準点が発表されたことにより、
次の行動を選択しやすくなったはずです。

 

あくまでも司法書士試験の合格が目標であれば
そこに照準を合わせるべきです。



今すぐに行政書士の資格が必要でなく、司法書士の合格が本命であれば、
行政書士の試験合格は、司法書士に合格した後でも十分です。


短期よりも長期視点でいきましょう。


ということで、検討している方は、申込んでから決めても良いと思います。
飲み代を1回か2回分我慢すれば受験料は出ますので、
受験しなかったとしても、かけても良い費用だと思います。


行政書士試験の申込み情報はこちら
https://gyosei-shiken.or.jp/

締切は8月30日です。

以下の点に注意です。
受験手数料7,000円は、試験案内にとじ込まれている専用の振替払込用紙により、必ず郵便局・ゆうちょ銀行の窓口で取扱時間内に払い込んでください。
ATMからの払い込みは禁止です。「振替払込受付証明書(お客さま用)」が発行されませんので、ATMは絶対に使用しないでください。

つまり、8月30日の窓口での振込みをしておかないと受理されません。
詳しくはご自身でご確認ください。

 


向田恭平


posted by 司法志士 向田恭平 at 20:59| Comment(0) | 行政書士試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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