2018年01月13日

リアリスティック不動産登記法TUを読んで

今回は、
リアリスティック不動産登記法を
実際に読んでみての感想です。




第一印象というか最初の感想は

これを作るのは大変だったろうな。。。
ということです。
ユーザーというよりも、つい制作者目線の
感想が先にきてしまいました。


講義はいらないのでは。
講義で何を話すのだろう。とも。


もちろん、出題の傾向や更なる具体例
考え方、キーワード等を説明したり
板書をしたりはあると思うのですが、

講義がなくても、初学者が十分独学が
できる教材です。



折角なので、作る側ではなく、
使う側としての感想を書いていきます。



◯分量
まずは分量ですが、
テキストととして、これだけで十分でしょう。
合格に必要な情報は十分あります。
少ないということはないです。
十分な分量です。
その分、若干厚みは感じます。

なお、「テキストとして」というのは、
問題集等は別の話ということです。



◯特長
・講義を聴いているように読める
・形式面の配慮(別項目で説明)

最大の特長は、講義調であることです。
法律のテキストは、従来は、条文、判例を
編集したものしかなかったです。
昔は、条文自体が(カナ混じり等)読みくく
それを現代語にし、情報、構造を整理するだけで
テキストの価値がありました。

また、
「法律家たるもの難しい言葉も含めて勉強するのだ」
という考えや

試験自体が(現在の)条文の表現で出題される
というのも理由でしょう。


宅建や他の試験はあるのですが、司法書士のテキストに
口語のものはほぼありませんでした。
山本浩司先生のオートマシステムくらいでしょうか。


初学者にはとても入りやすいでしょう。



◯形式面・構造
・細かい配慮
・関連事項等のページリンクがある
・独自の項目立て
・独自の視点、言葉での説明がある


・細かい配慮
表の作り方等は民法と同じです。
考え方を統一しているので、
試験で点数を取るための配慮がされています。
最後に迷った時、思い出せない時の拠り所に
なる配慮です。


・関連事項等のページリンクがある
関連事項、比較すべき事項等のリンクが至る所にあります。
不動産登記法で別分冊や民法のテキストも関連部分の場所が指摘されています。

講義で指摘したり、自らリンクしていくことが前提のテキストが多いですが、
予め関連事項の指摘が多く入っています。

リンク先の該当ページを確認することで記憶の強化(記銘、保持、再生)が自然にできます。
ページ数を見て、リンク先の内容が思い出せるように意識して読み進めると
学習効果が上がるでしょう。




・項目立て
全体の項目立ては、
初学者には分かりやすい項目立てになっています。

分野ごとの項目立ては、
実体⇒手続きの流れです。
その実体の部分に民法の条文掲載が多くあるので、
民法の復習をしながら学習を進められます。

図での説明も随所にあり、視覚的にイメージで
分かりやすくなっています。

一方で、
知識を整理する表自体はあまり多くない印象です。


・独自の視点、言葉での説明がある
講義で説明するような内容も盛り込まれています。
独自の表現なので、法律的な形式的な説明ではなく
身近に、分かりやすい説明になっています。

他のテキストは、講義を前提としたものが多く、
独自の言葉がほとんどないです。
条分、判例、学説等の文言を編集しているためです。

この点も法律学習経験がない方にも
分かりやすい点だと思います。



口語での理解型と情報整理型(一般的な基本テキスト)
の良い点が入っているバランスが良いテキストだと思います。




◯残念な点
全科目出ていない

これに尽きます。


ということで
今後のテキスト期待しております。



と、偉そうに色々と感想を述べさせて
頂きましたが、最後に。


独学で合格しようとしている方
予備校の授業を受けたけど、不動産登記が
実はいまいちよく分かっていない方
不動産登記は、暗記しか手段がないと思っている方
古いテキストしかない方

などには特におススメのテキストです。








松本先生は一種の天才だと思っています。
ご本人はその自覚がなさそうですが、そこも含めて。
一つのことに高い集中力で継続して創り上げていくことは簡単ではないです。
それを当たり前にやっていくことは、当たり前以上の結果を生みます。
それができる人です。


どの分野でも成功する最大の要素ですが、実際にやるのは本当に難しいです。
なので,完全に松本先生と同じようにやろうとしても難しいかもしれません。
簡単ではないと思います。

最初は、同じようにトライすることは非常に重要ですが、
独学で難しいと感じたり、同じようにやることが難しければ
講座を利用することも大事です。

1年でも早く合格すれば、長期的には講座代など簡単に回収できますので。

 
個人で難しければ、やり抜くため、継続するために、環境をすることも大事です。



参考:やり抜く力 GRIT(グリット)
昨年読んだ中でも上位の良書です。勉強が上手く進んでいない方は読んでみてください。
数時間で読めます。

  

やり抜く力は本当に大事です。自戒を込めて。 
私はヘタレでその力は強くはないのですが、
とても良い刺激を頂きました。
勉強になりました。

今年は1つ形にしよう。

 
ご恵贈頂きました松本雅典先生への
感謝とお礼に代えて。



向田恭平


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posted by 司法志士 向田恭平 at 17:09| Comment(0) | 教材(向田3000・六法・テキスト・過去問) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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