2018年01月09日

講師になろう!講師のススメ2

講師になろう!講師のススメ2


今回は「講師のススメ」です。
発表後くらいにアップする予定でしたが(^^;

受験生で講師を検討している方には
その道もあるんだと選択肢に入れて
頂き,試験後にまた読み直してください。

合格して講師になりたい
と考えている方は,参考にして頂き,
とにかく「行動」してみてください。


【今回】
●講師になるメリット
●講師になるには
●講師として上手くいくには

【次回】
●講師のスタイル
●講師の報酬等
●その他(執筆,セミナー,実務等)


で進めます。


と言っても,講師になる人は
年間1人から数人程度。


まあ3%思考を持つ我々には
ちょうど良いでしょう。



●講師になるメリット
講師になるメリットは,
沢山ありますが,私が考える
代表的なものを挙げます。

・学ぶこと,教えることが好きな人には天職
 (相談実務もほぼ同じですが)
・強制的に勉強ができる
・固定の収入が得やすい
・将来的に複数の収入原を作りやすい
・出版できる可能性が高まる
・講演会の講師の依頼をされやすい
 (大学,一般セミナー,研修セミナー等)



「講師が天職」というのは,一番大事な要素です。
講師特有のメリットではないかもしれませんが。


それ以外のものは,他の通常の司法書士と
比べた際の大きなメリットとなります。

もっと詳しく知りたい方は,他にも知りたい方は
身近な講師に実際に聞いてみてください。


メリットは他にもあるのですが,
一通り説明した後に最後のまとめで
また説明します。



●講師になるには
〇なるための行動をする
〇予備校のスタッフになる
〇祝賀会でアプローチする
〇募集に対して応募する


予備校講師のなり方です。
「なるための行動をする」
これは当たり前ですが,とても大事です。
講師になる人自体が少ないので,
あまり教えてくれる人はいません。

これはそれぞれの予備校や状況に
よって違うかと思いますが,
一番大事なことは,

講師になる!
という気持ちとそれを行動に
移すことです。


「講師になりたい!」
と思って,周りの人に言いまくるところが
第一歩です。
全てはそこから始まります。
自分が勉強して結果を出せば良いという
試験とは違って,他の人を動かす必要が
あります。

そんな難しく考える必要はなく,
講師希望で講師になれなかった人は
あまりいないと思います。
基本的には人材不足だと思います。
スカウトというか声をかけられることも
あるかと思います。
特に女性は割合が少なく人材が
不足しているので,有利でしょう。


もう少し具体的な選択肢として,

・予備校の教材制作,クラスマネージャー等のスタッフになる
 ⇒合格発表の前からなっていた方が良いです。試験後とか。
  遅くても合格直後の時期までになっていた方が良いです。
・合格祝賀会に参加し講師希望とアピールしまくる
 ⇒講師,特に職員,社長等へしっかりと意思を伝える
  必ず偉い人を見つけて挨拶をしましょう。
・合格体験記に合格のノウハウを分かりやすく
 しっかりと書き,講演等に積極的に出演する
 →そこで講師希望と伝えて,担当者や講師に
  熱意を伝えて,受験生にはノウハウを伝える

などでしょうか。


講師をストレートに募集している
予備校もあります。
(アガルートさん等)

各予備校特有の方法があるので,
講師になりたい予備校のお世話になった
講師やスタッフの方に相談して
みてください。
良い反応や返事が来なくても,簡単に諦めず,
粘り強く,色々とアプローチしてみてください。




●講師で上手くいくには
〇早めに講座を担当する
〇個性や特徴を出す
〇徹底的に学ぶ
〇楽しむ
〇(受験生に提供するものを)考える

そもそも「上手くいく」の定義が必要ですね。
正直,講師という仕事が好きで,
自分が充実していると感じれば
上手くいっていると思います。

それは主観的ですし、個々人で違い過ぎるので,
ここでは,
自分のやりたいことができる環境にあり,
平均的な同期と同じかそれ以上の収入がある
ということにします。

つまり,講座を担当して,基本的には
講義の対価で生活ができる。
ということと定義します。


〇早めに講座を担当する
最初のハードルはまずは講座を担当することです。
これが意外に難しいです。
タイミングにも依りますし,環境というか
既存の講座や講師のラインナップ等にも
影響されます。

最初は,自ら企画して,教材も作って
単発のゼミや講座から始めるのが良い
かと思います。
特徴や個性が出やすいからです。


そのさらに前提としては,質問受けや
相談等を担当するのも良いでしょう。
メールでの質問受けや,既に先輩の講師が
教室でやっている講座の前後の質問受けや
相談に入らせてもらって,とにかく
実働することです。

受験生の悩みやニーズを知ることが
できるので,どうやって貢献すれば
良いのかが見えてきます。

あとは,チャンスは自分から
積極的に掴むことが大事です。
最初は,ある程度何でもやった方が
良いと思います。

自分自身が「商品」「商品開発」
「商品企画」「営業部長」です。
誰かが何とかしてくれることは
ないと考えた方が良いでしょう。



〇個性や特徴を出すこと
最初から特徴を出すのは難しいかもしれませんが,
講座等は,オリジナルのものがあると強いです。

「あなた」といえば〇〇
〇〇といえば「あなた」
となれば,選ばれる講師になるでしょう。

最初は,自分が実践した方法や体験を
形にすると自然と個性や特徴が出ます。

繰り返しになりますが,そうは言っても,
チャンスがあるなら何でもやってみることです。
やっていくうちに,自分の色を出していきましょう。


さらには,受験生のニーズは前提として
・まだ他ではあまりやっていないもの
・自分の強みが活かせる内容

を考えて形にできれば
強力な武器になります。
 
 
実は,最初は答練の解説とかをやりたい
と考えていました。

自分の方がもっと良い解説ができる,
色々なやり方,アイディアがある
と考えていました。

 
ただ,他の予備校にもある同じような講座ならば
他の講師と同じ土俵での勝負になります。
ましてや所属の予備校でも同じ講座。

自分よりも実績のある講師が
担当していたこともあり,
実現しませんでした。

他の人と同じことをしても,合格したての
誰か分からない人の講座は受けないだろうな,
とか,自分の特徴を出した講座はできなかった
だろうなと,今では良かったと考えています。


問題演習の解説は既に埋まっていたので,
今までにない講座をやろうと考えました。

そこで考えた最初の最初の講座(ゼミ)は,
記述式の開示請求答案を分析した
「リアル答案徹底解析」講座でした。


開示請求した答案を分析した講座は,
受験界では誰もやっていなかったこともあり,
いきなり300人の方に受けて頂きました。



そこがスタートです。
もしいきなり基礎講座を担当したり,
答練の解説講義を担当していたら,
他の講師と同じ土俵で戦うことになり,
特長が出せなかったと思います。

受講者もたぶんそんなにいなかったでしょう。


制約の中で考え抜くことは大事です。
自分では左右できない環境は,
急には変えられないので,
置かれた状況で,知恵を出せば
道は開けます。
失敗しても,チャレンジすることが
とても大事です。



単発の講座で結果を出してからの方が,
メインの講座を持ちやすいですし,
担当してからも上手くいくと思います。


新しい切り口や良いアイディアが
浮かばないなら,法改正や,
いわゆるマイナー科目や分野に
絞ってやってみるのは,
入りやすいかと思います。


なお,これらは,
全く無名の状態で,他の講師と同じことを
まともにやっても勝てないと考えた
私のような弱者の考え方です。
人と同じことや既存のものではなく,
新しいことに喜びを感じる方は
是非参考にしてみてください。


中にはいきなり大きな講座を
担当できる方もいます。
早い段階で通常の講座を担当できる
機会があれば,そこに注力して
突っ走ってください。




〇徹底的に学ぶこと
受験対策以外の法律書(学者本),
実務書,学習方法についての
学習も大事です。
学ぶことと伝えることが楽しめれば,
自然と上手くいくと思います。



〇楽しむ
本当に一番大事なのは
誤解を恐れずに言うと,
自分自身が楽しむことです。


最初のうちは特に,
時間をかけて準備をすること
考え抜くこと
好奇心を持つこと

も大事です。


〇(受験生に提供するものを)考える
大前提ですが、受験生の役に立つこと
貢献することが、最も大事なことです。
それなくして上手くいくことはあり得ません。
ただ、これは講師として、というよりも
仕事一般で共通ですので、あえて挙げるまでも
ないかもしれません。


どのように貢献するか、具体的には,
合格のための考え方
法律,試験の考え方
を伝えること。

さらには,受験生の
「時間を短縮する」「負担を引受ける」とか
「知識,情報を整理する」「あったら良いなを実現したもの」
などを提供していくことです。


自己の具体的な体験を超えて,
受験生の悩みやニーズを解決できるものを
考えていく必要があります。
自己の受験時代の経験は限りがあるので。

質問や相談を受けるのは,
色々な受験生の悩みを知る上で
とても大事です。


自分の経験,体験,方法論を一般化,
抽象化することにより,前提条件が
違う人にも効果が出るものなっていきます。


目の前の受験生の悩みを解決したい
ということに挑戦していくと,
新しいアイディアが浮かんでくるはずです。


まずは,受験生が既に持っている悩みを解決していくこと。
さらには,受験生自身が気づいていない悩みを顕在化して解決すること。
これができれば、そのうち勝手に上手くでしょう。
これは実務でも何でも全く同じです。


今受験生の方は,今の悩みや試行錯誤,
前向きな努力が全て財産になります

受験期間は仕入れをしている段階です。
これは講師でも実務でも一緒です。


そんな気持ちで日々積み重ねていきましょう。


次回に続く





向田恭平


posted by 司法志士 向田恭平 at 18:18| Comment(0) | 司法書士・合格後 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
にほんブログ村 資格ブログ 司法書士試験へ
にほんブログ村 にほんブログ村 士業ブログ 司法書士へ
にほんブログ村