2013年07月19日

しっかりと分析する

本試験からあっという間に2週間程経ちました。


自己分析等は終わりましたか?
ちゃんとするならば2週間がリミットです。
そろそろ次に向けて進んでいかなくてはいけません。

そうじゃないとあの必死に努力した経験がもったいなすぎます。


名古屋ではお話ししましたが、
主観的な分析と客観的な分析の両方が必要です。


別に厳密に分ける必要はありません。
目安として結果以外の部分にも目を向けるということです。


主観的な分析

・事前準備
 予定通りにできたか、やり切ることができたか
 必要な知識とスキルと思考力を養っていたか
 当日のイメージトレーニングはできていたか
 息抜きと学習のバランス
 戦略を立て学習できたか
 効率よく時間が使えた


・当日の状況
 手順は適切だったか
 現場での対応は適切だったか
 準備していたことは発揮できたか


客観的な分析

結果(正答率60%以上の問題を何問正解することができたか)
どの問題ができたか
選択肢のどこをどう判断したか
どの部分まで判断できたか
どれくらいの時間で解答できたか




今年の合否に関しては、結果の数字だけで判断することになります。
ただ、来年に必勝を期す、という場合は、それだけでは足りません。
内容、過程も確認する必要があります。


例えば、記述式

時間が足りずに判断を誤った
→記述式での対策はもちろん、択一の解答時間の対策も必要です。
たとえ、午後の択一が高得点であったとしても、解答時間の対策はまだまだできます。


Aランクの問題を間違った。
B+の問題を間違った。

まず、学習しているテキストに掲載されていたかどうか、一度学習したことがあるかどうか。
それを確認する。

知っていたはずの知識をどうして間違えたか、どうすれば正解できたか。


毎年無料公開講座で、本試験とテキストの対照表を公表していますが、
必ず一度はご自身でやってください。
その作業自体が非常に有益です。

どのテキストでも、おそらく基準点は超えるはずです。


第一歩は、
学習してきたこと、正解できたこと、知識がついたこと、スキルアップしたこと、
思考力がついたことをちゃんと評価して認めて、自分自身が受け入れることです。


できた部分を褒めまくる。

自分のことを認めるのは苦手な方がかなり多いですが、できた部分を確認していくことにより、
足りない部分が明らかになります。

どこまでできるようになったのか。


知識の有無
不知と判断する力
スキル
正確な情報の取得
事例への当てはめ
事案の分析、整理



問題ごとにどこまでできていたのかを細分化して把握しましょう。
漠然となんとなく民法が悪かった、では、なんとなく始めてしまって、
なんとなくの結果しか出ません。


自分を責めることはしなくていいです。

ただ振返りは必要です。
その際、周りのせいとか他の何のせいにすると成長からは遠ざかってしまいます。

脳は勝手に自分のやっていることを正当化しちゃいます。
それはまた別の機会に。



しっかりと気合を入れて自己分析をしてからリスタートしましょう。


繰り返しになりますが、学習してきた教材との照らし合わせは必須です。



明日から仙台、札幌と分析会です。

名古屋は、択一等2時間の講義と、その後の個別相談含めると
7時間話しっぱなしでした^_^;


仙台は、その後に札幌への移動がありますが、時間の許す限り皆さんと
お話しできればと思います。

次の日の札幌は、代ゼミの借りている時間が17時までなので、
時間内に遠慮なくお声掛けください(^^)

北海道は地元なので、楽しみです(^^ゞ


したっけまた(^^)/




司法志士 向田恭平


posted by 司法志士 向田恭平 at 06:57| Comment(8) | TrackBack(0) | 試験対策・勉強法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
向田先生こんばんは。
向田3000使ってました。私はこの教材は秀逸だと思います。直チェよりも網羅性がありますし何より回転させやすいです。ありがとうございました。
で、記述式の採点方式の話ですが、どうやらTAC山本先生は枠外し(ケースによる)に関して試験委員は部分点がつける、或いはゼロ点にはさせなきなどのようなお話をされています。
これは向田先生の厳しく減点されるというものとは全く異なる意見だと思います。私は向田先生と同じ意見です。このような部分点がつくなどといった意見についてはどう思われますか?
仮に過去の採点方式に問題があったとしても受験生の心情としては平成20年度に要求された「枠を埋めること」の重要性を認識せざるをえません。その上でこの1年間勉強してきたのに、万が一裁量的な採点方式をとられた場合にはこの試験に失望してしまいます。


Posted by しゅん at 2013年07月20日 00:23
枠ズレの0点、申請件数が最小となるようにすることを本当に真剣になって対処した結果、試験時間を不動産登記に膨大に注ぎ込まざるを得なかった受験生は、商業登記に費やす時間をかなり削ってしまいました。
そのため、逆に商業登記において普段ではやらかさない、ミスを誘発してしまいました。
枠ズレに部分点がつくなら、あんなに不動産登記に時間をかけた受験生は、馬鹿をみたことになります。
司法書士試験における1秒という時間は、他試験と比較にならないほど貴重な時間だと思います。
試験委員の先生は、甲土地と乙土地の二つの申請対象不動産を用意するこによって、2回のチャンスを受験生に与えて下さったものと推察します。試験委員の先生の受験生に対する御寛大なお気持ちの表れだと思います。
枠ズレに部分点がつくなら、却って受験生間に不平等を生じさせます。
枠ズレ0点には、十分に合理性があると思います。
Posted by 試験時間の大切さ at 2013年07月20日 05:53
向田先生はじめまして。
初めてコメントさせていただきます。
今年受けたのですが午前基準点届かず(午後は超えてるかも?)、足きり確定でした。
記述は時間が足りず(択一が原因)これも基準点達してないと思います。
本試験から2週間経ちますが、その間は家族サービスや友人と遊んだりためてた用事をしつつ本試験の分析をしました。
今年の敗因はいくつか(いくつも?!)あるのですが、一番大きな原因の一つとして基礎知識にしばらくふれないまま本試験にのぞんでしまい、それによって午前午後とも2問ずつ最後の2択ではじかれていた事でした。
また、最後まで克服出来なかった弱点(あいまい知識)があったのも原因の一つでした。
そこで書店で何かないかとさがしたところ、先生の3000選を発見し、「これだ!」と思いとりあえず1を購入しました。
今ぼちぼちやり始めているのですが、すごく良いです! 
載ってる論点知識は重要な事に絞られてかつ基本ももらされてなく、また、問題と図表が見開きになっててとても使いやすいです。
やってて正に自分に今足りないものが効率よく身についている感じがします。
秋までにマスターする事を目標に頑張ります!
Posted by ひろ at 2013年07月25日 10:43
向田先生

以前講座でお世話になってました。
色々事情があって司法書士目指すのを断念して2年…
やはり司法書士の仕事をしたくなり、勉強を再開しました。
しばらく勉強から遠ざかっていたのですが、先生の3000選から始めています。
また講座でお世話になるかもしれませんが、その時はよろしくお願いいたします。
Posted by あか at 2013年07月29日 17:54
しゅんさん


ここに他の方がコメントしているように、枠ズレに対しても点数を与えるような採点は、逆に不平等を生じてしまう恐れがあります。

実務的に〜みたいな話は関係ないです。

商業登記等の添付書面も、余計なものを付けても、それはいらないよ、
って返されるだけで、却下にも補正にもなりません。

でも、試験では減点されます。


同じように、最小の件数で、最小の免許税で、ということであれば、
その指示に従う必要があります。


別に、その採点方式は、傲慢でも何でもないです。

山本先生は、好きな先生ですが、今回の内容は、それこそ、採点者に
大きな裁量を与えることになり、受験生には不意打ちです。

過去の試験等から、メッセージを受け取り、それを受けて、必死に
申請の判断をした受験生にとっては、努力が報われない結果になります。

結果、受験生を救うことになるとは思いません。


結果はわかりせんが、枠ズレは残念ながら減点でしょう。

ただ、それでも、部分点が与えられることについては、
可能性は0ではないと思います。

Posted by 向田恭平 at 2013年08月15日 11:09
試験時間の大切ささん


コメントありがとうございます。
まさにおっしゃる通りだと思います。

試験委員の先生も、甲乙でミスが連動しないような、チャンスを与えるような
問題の作り方をしています。


結果だけ捉えるのではなく、見えない部分の事前準備の部分、
当日の午後科目の他の部分への影響等は、絶対にあります。


その目に見えない部分への影響は大きいです。
妥当な結果が出ることを期待しましょう。
Posted by 向田恭平 at 2013年08月15日 11:14
ひろさん

本試験お疲れ様でした。
既に、弱点や課題を明確にしつつ学習を開始しているのは素晴らしいですね!
基礎知識を固めて、その理解を上げていくことで応用力がつきます。

ほとんどの人が、なかなか学習を進めていない今の時期に素晴らしいです。
この調子で秋までの計画を進めていきましょう(^^)/
Posted by 向田恭平 at 2013年08月15日 11:18
あかさん

本当にやりたいことが明確になっているのは非常に重要です。
決断したのであれば、あとはやるだけです。

応援しています(^^)
Posted by 向田恭平 at 2013年08月15日 11:20
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
にほんブログ村 資格ブログ 司法書士試験へ
にほんブログ村 にほんブログ村 士業ブログ 司法書士へ
にほんブログ村