今は私が受験していた頃と違って,講師や受験生の色々な情報が
発信され,受信することができます。
色々な情報に触れる機会が多いです。
合格体験記や,合格者の声を聴く機会も増えるでしょう。
直近の合格者は,同じ試験を受けて合格したという点において
学ぶことは多いでしょう。
ただ,中には,自分がこうやったから,これが一番と思い,
そのまま絶対的に伝えてしまう人がいます。
それはそれで仕方ないのですが,あとは情報の受け手の問題でしょうか。
その点,最近の合格者講演を聞いていると,そこら辺のバランスを考えて
具体的にやった部分はもちろん,汎用性のある内容に噛み砕いて
いる人が増えてきました。
素晴らしいですね。
普通の講師は,ちゃんとやっていれば
毎年多くの合格者と触れる機会があります。
多くの立場の合格者の話を聞くことになります。
そこからより良い合格方法を研究していきます。
私は,過去問を全部やりました。
でも全部やらなくても合格した人がいる。
時間がなかったできなかった。テキストを中心にやっていた。
六法を中心にやっていた。とにかく問題をたくさん解いた。
色々な人がいます。
何をどうしたよりも,
なぜそれをやったか?どうやってやったか?
本試験当日どういう状態になっていたのか。
の方が重要です。
講演を聴くのであれば,具体的な方法それ自体(何を)ではなく,
目的(なぜ)とそのための方法(どうやって)を盗み取りましょう。
それを踏まえて色々と聞いてみる。
一番合理的な方法はどれだろうと常に考えています。
それを提供していきます。
実力のある人,もっとできる人は,最低限を明確にした上で
確率を上げるために,もっと広い範囲をやれば良いのです。
最低限は何か,そのもっとやる場合には何をやるかも明確に
しておく必要があります。
情報発信は容易に自由にできます。
情報を受けることも簡単にできます。
たくさん情報を集めたい,とか,
たくさん問題を解かなければいけない
と考えてる方は,結構苦労する方だと思います。
「決めることは捨てること」です。
仮に一番合理的ではないにせよ,信じた方法で突き進むのが
その個人,主観にとっては合格の確率が上がるでしょう。
一番の方法や教材,講義を探し続けて,何も進めないのは,
何のために情報を集めているのか見失っています。
情報の泳ぎ方を知らないと溺れてしまいます。
軸をしっかりと持って,年内には方針を固めましょうね(^^)/
そういう人から合格していきます。
固まっている人は全力で走れます。合格に勇往邁進できます!
私と一緒にという方は,わくわくしながら最後まで全力で
走っていきましょう!
今日も顔晴っていきましょう!
司法志士 向田恭平
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