2011年08月09日

無料公開講座のおさらい


先日は,非常に多くの方にご参加いただきました。
ありがとうございます。
本試験から1か月かつ非常に蒸暑く,雷も鳴っている中の講義でした。


そんな中100名近い方にご参加いただきました。
非常にやる気と熱気を感じました。

絶対に合格してほしい!

その気持ちが強まるとともに,元気と勇気をいただきました。
今後もよりよいものを提供すべく頑張ります。


無料公開講座には間に合いませんでしたが,法務省より基準点等が出ました。
午前の部26問,午後の部24問です。
前回コメントしておきました。

昨年度よりも,択一式の基準点が下がっています。記述式も下がると考えられます。
択一式は平成16年度と同様でした。
記述式の基準点は,平成17年と同じくらいの得点率になるでしょう。
平成14年から平成22年度まで(平成20年度を除く)の基準点は,
平均で得点率約59%なので,それと比べると相当難しかったといえます。
得点率にして10%程は下がるでしょう。昨年度と比べても5点程度は下がると考えられます。

ですから,自己の実力を昨年度の点数と比べる必要はありません。
また,問題の難易度が高くても,合格の難易度がそれによって変わるかと言うと
そうでもありません。



さて,おさらいです。
先日の講義で,いくつかお話しましたが,大事なことは何だったでしょう。
受取り方はそれぞれあったと思います。いくつか挙げてみてください。



私が一番伝えたかったことは,




「なぜを大事にする」


ということです。

他には,ストライクゾーンを意識する
部分と全体を意識する

具体と抽象知識のリンクを意識する

基礎を徹底する,盤石な基礎力を身につける

実は,前提はすべて共通しています。なぜ?が明確であれば,自ずと導かれるでしょう。



今回は,なぜを突き詰めてみましょう。
なぜ?どうやって?何を?の順番です。



なぜ司法書士の勉強をするのか
なぜ登記の勉強をするのか
なぜ過去問を解くのか
問題に対する解答がなぜこのような結論になるのか



なぜ?司法書士?なぜ?

人の役に立ちたい
お金がほしい
独立したい
一生働きたい


どうやって?
法律に関係した仕事で
法律を使って
資格を取って


何を?

司法書士の資格を
司法書士の業務を



なぜ?

目標に向って努力したい
自分を変えたい
自信を持ちたい


どうやって?

難関資格を取得して
日々勉強して



何を?

司法書士の資格を



なぜ?過去問を学習するのか

本試験合格に必要な実力を知るため,そしてそれを身に付けるため
過去問をやることが自体が目的ではないです。あくまで手段です。
なぜやるのかが明確でなければ,学習効果は上がらないですし,途中で迷ってしまいます。


じゃあどうやってやるのかが必然的にわかるはずです。
講義内では具体的にお伝えしたところです。


と色々と説明していきましたが,難しく考えすぎてしまうと答えが出ないことも多いです。
何も考えないのではなく,ちょっとでも良いから考える。
そこはバランス良くやってみてください。


やりたいことは何かを素直に考えていきましょう。


色々と余計なことも話してしまいました。少しだけ反省です。
大事な部分だけ確認しておいてください!

あと,点数が悪いことに対して,自己否定をする必要はありません。
戦略,戦術のミスはあっても,人格が否定されたわけでも何でもないです。

努力の方向さえ間違わなければ合格する試験です。
一緒に前向きに頑張っていきましょう!




君を忘れない/松山千春




向田 恭平

posted by 司法志士 向田恭平 at 14:04| 東京 ☀| Comment(8) | TrackBack(0) | 試験対策・勉強法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
基準点公表ほんとびっくりしました!予期せぬ展開は動揺してしまいますよね。
向田先生が、一番速く、一番丁寧な、あらゆる立場の人に向けたメッセージを下さったと思います。ありがとうございます。
「なぜ?」はうまく答えがまとまらないことが多いですが、心に留めておきたいと思います。受かってからも、ずっと考えていくことが必要なのでしょうね。
そんな優柔不断な私が、1つ確かだと思うのは、どんな仕事においても、人の気持ちに寄り添おうとすることは大切だということです。今回の先生のご対応を見てそう感じました。私もそんなふうに仕事をしていきたいって思いました。
Posted by 奏 at 2011年08月09日 23:45
2日間お疲れ様でした。
ズビシッっとアドバイスしてくださり,改めたいこと多々でした。

条文読み,自分の生活スタイルや嗜好に合う,続けられる方法を考えたので,
必ずや習慣にしますね。8月7日から続けられています。
それと,民法の3原則,未来永劫忘れません。
原則に戻って,考えながら勉強を続けていきたいです。

先生のように沢山の人の幸せを願えるように,年を重ねていけたら
良いなぁと思います。先生の存在に感謝の気持ちを込めて。
Posted by 毎日条文 at 2011年08月12日 23:52
今年、伊藤塾で択一・記述の講座をとらせていただきました。

そのかいあって、択一は基準点を大幅に上回ることができました。

ただ、記述でよくわからないところがあります。平成19年11月の先例で本店移転の登記では、登記事項証明書を添付すれば会社成立年月日などの記載省略が可能というのがあったので、委任状と別に登記事項証明書を添付書面に記載した上で成立年月日欄を不要としたのですがどうなんでしょう?
Posted by T at 2011年08月13日 08:14
 大阪の受験生です。いつも向田先生のお言葉には励まされています。
 今年2回目の受験でしたが、午前22問の午後24問しか取れず足きりにあいました。去年は午前は基準点を突破していたのですが、今年は会社法がさっぱりでした。過去問はきちんと解いたつもりです…来年の会社法対策として何をすればよいでしょうか?お忙しいところ恐縮ですが、アドバイスを頂ければ幸いです。
Posted by 聖子 at 2011年08月18日 14:03
奏さん

ありがとうございます。
素晴らしいですね!
なぜ?の答えは急ぐ必要はありません。
ただ,もう根本的な部分は見つけていますね!

人の気持ちに寄り添おうとする気持ちが大切

その実現のために資格を生かすことができれば最高ですね。
そこが明確になっていれば,合格も一気に加速していきます!
安心しました。その調子で頑張っていきましょう!



Posted by 向田恭平 at 2011年09月02日 16:04
毎日条文さん

ありがとうございます。その後順調でしょうか?
継続することが大事です。勉強って,習慣であり,訓練です。
是非,今の調子で週間化して継続していきましょう。

それが大きな力となります!
応援しています!



Posted by 向田恭平 at 2011年09月19日 01:30
Tさん

ありがとうございます。結果が出たとのこと,素晴らしいですね。
努力の結果です。
内容的な部分は,分析会の蛭町先生の講義にあったはずなので,そちらを確認してみれください。
不安だったり気になるのはわかりますが,合否に影響することではないです。

楽しみにしています!
Posted by 向田恭平 at 2011年09月19日 01:33
聖子さん

午後の部は基準点超えですね。
午前の部,特に会社法は悩ましいですね。

ツールとしては,過去問,条文,テキスト,問題集ということになります。

一番のお薦めは,向田の3000です(笑)
過去問プラスの部分をやる必要があるので,向田本,条文,テキストの
どれかを選択してやっていきましょう。

それらを活用する際には,テキストや条文をそのまま眺めるだけではなく,
一度,視線を外し,その内容が分かっているかを確認しましょう。

今度機会があれば記事にします。(おそらく)
気長にお待ちください。



Posted by 向田恭平 at 2011年09月19日 01:45
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