2011年07月05日

おつかれさまです

改めてお疲れ様でした。

ゆっくりお休みをしましょう。
試験に関する内容は,来週から本格的にアップしていきます。


ただ,お伝えしたいことがあります。

これはあくまでも,私見です。伊藤塾の見解ではありません。


今年の試験は厳しかったです。

特に午後の部は,厳しかったです。
合格者となる方でも時間内に解答しきることは困難だったと思われます。

択一の基準点も下がることも考えられます。
基準点が1〜2問下がるだけで,本試験中に解答している印象としては,
かなり手応えがないように感じます。

ただ,皆さんは,1年間しっかりと準備をしてきました。
実力を蓄えてきました。

点数は,昨年と比べて下がった方もいるかもしれません。
でも,実力は上がっています。そこは誤解しないでください。

自分を見失ってはいけません。しっかりと前に進んでいます。

(行政書士のような)難易度にかかわらず,点数で合否が決まる絶対評価ではなく,
相対的な試験ですから,周りの方ができなければ,当然合格点は下がります。

記述式は,分量が多く大変でした。
終わりきらなかった感があるので,できなかった印象が強いはずです。
ただ,余事記載をして間違うよりは,正しいことのみを書いている方が,
採点上得点が高い可能性もあります。

記述式は,不動産登記法の記述式でしっかりと守れていれば十分です。


択一式は,もうじきデータが揃います。そちらを参考にしてみてください。
午後の部は,基準点は少し下がりそうです。7割くらいが予想です。

難易度が上がった場合は,特に精神力が試されます。
難しいなりに,少しでも点数を取れるように最後まで粘ることができたか。
それが大きな差になります。


皆さんが悔しい思いをしているように,本試験後は,毎年,
もっと自分にできることはなかったのか,という気持ちになります。


本試験委員が,本試験問題を積極的に変えていこうという意思は感じました。
問題としては,良い問題も増えたと思っています。
今までに比べて,力を入れて作ってきてるという印象を受けました。


私も,来年度に向けて,更なる進化・変化をしていかなければなりません。


今年は,相対的に差がつかなかった部分でも,来年度は,準備段階で
差がつきかねません。


・知識(基本部分を軸にある程度の範囲までやる)
・理解
 →知っているだけではなく,使える知識にする必要があります
・思考力(当てはめ,結合,応用力)
 →ある程度パターン化できます
 →民法は,価値判断,利益衡量
・処理スピード(訓練です)
・解答力(技術)
 →これもパターン化できます



それらをより一層意識していく必要があります。
具体的な内容は,来週以降アップします。


ずっと必死に,泣けるくらい頑張ってきたのですから,今は少しお休みしましょう。

ちょっとくらい好きなことしましょう。
お酒を飲み,友達と話たり,ご飯食べたり,遊園地に行ったり,
運動したり,ドライブしたり,たくさん寝たり,好きな本を読んだり,
映画を観たり。

終わってみると,何にもする気が起きなくなったという方も多いでしょう。
そんな方は,無理せずのんびり過ごしましょう。
何もしないというのも大事です。




おつかれさまsong(2回目です)
おつかれさまの国/斉藤和義





本当にお疲れ様でした。
今はしっかり休んで,また前に進んでいきましょう。


向田恭平

posted by 司法志士 向田恭平 at 02:55| 東京 ☔| Comment(9) | TrackBack(0) | 試験対策・勉強法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
択一クライマックスではお世話になりました。
徹底した絞り込みと繰り返し!
自分は先生の指導にとても共感できました。
よくある口先だけの講師とは一線を画した考えは本当に素晴らしい。
褒めすぎかもしれませんが、先生の言うとおりやったおかげで、
伊藤塾模試では今まで取ったことのない点数(第2回は32・29)を
取ることもできました。少しは自分の実力が伸びたんじゃないかと実感できました。本試験までクライマックスをやり倒しました。

しかし、
本試験はそんなに甘くなかった。午前は民法だけで6問も間違え26点、
午後は不動産登記択一だけで7問間違え25点。
書式は両科目ともほぼ完ぺきに書けていただけに残念です。
先生の言うことを信じてクライマックスだけに集中し、繰り返したことは
決して間違えていなかったと信じています。
少し休んだらもう一度クライマックスと過去問を始めていくつもりです。
日曜日は東京本校へ行く予定なので、タイミングが合えばご挨拶できればと存じます。
長々と大変失礼しました。
Posted by tachi at 2011年07月05日 20:20
はじめまして向田先生!向田3000買わせてもらいました。
この本を信じて頑張って行こうと即購入しました。
そこで質問なのですが、必要最低限ということだと思うのですが、このベースとなった講義での論点と知識量(回答力も含めて)は同等と考えていいのでしょうか。

やはり生などの講義を受ける方が数倍身になると思うのですが純粋に知識量(回答力も含めて)は同じと考えてよろしいですか?もし足りないようであれば、あとは具体的にどういった書籍をやれば合格圏に達する確立が増えますか?

最低限ということでまずは向田3000を習得に全力を捧げますが、択一に関してもしこれをやった方がより蓋然性が高まるということであれば、どんな書籍をすればよいか、そしてそれをする際に、向田3000のようなoutin見開き形式ではないので、どのように進めたらいいか、教えて下さい!よろしくお願いします。


Posted by 星星 at 2011年07月05日 23:47
向田先生、本試験当日のコメントに丁寧なお返事いただきありがとうございました。

今は休養をとるようにという思いやりあふれるアドバイスは、何もする気になれないくらい心身ともにつかれきっている私にとって、本当にありがたいです。

本試験後2日、ごろごろ過ごして、やっと今日、部屋の掃除をする気力と体力を回復したので、部屋の掃除をして、一息ついた気がします。

本試験後の悔しい気持ちは未だ癒されていないため、一日でも早く勉強を再開しなければという焦燥感がありますが、心身の疲れは予想以上なので、焦る気持ちを抑えて、今は体力回復に努めます。

実は以前からずっとお聞きしたかったことがあります。
択一クライマックスの講座の最終回だったと思いますが、先生が受験生時代に本試験開始の4時間前の午前5時半を起床時間に設定されていたというお話をされたのですが、4時間前に設定された理由がきっとあると思って、お聞きしたいと思っていました。
 もしお差し支えなければ、教えていただけませんか。

Posted by celeste at 2011年07月06日 15:34
クライマックス受講生です。
今回の講座のおかげで、択一は納得のいく点数が取れました。午前30午後31です。テキストの絞り込みを信じ、ひたすら繰り返すと共に、あの絞り込まれた範囲でのみ知識を深める勉強を3ヶ月続けました。重要なことは、続けたことだと思っていますが、それも全て講座におけるモチベーションの維持だった気がします。
書式は、不登が8割、商登が7割といったところです。もし合格することができたら、改めてご挨拶に伺います。ありがとうございました。
Posted by クライマックス受講生 at 2011年07月07日 17:22
向田先生、初めまして。
今年、初めて伊藤塾さんにお世話になりました。ありがとうございました。

公開模試の先生の解説が、すごく参考になりました。特に、今年一年間択一中心に準備してきたので、どうしても記述に対する不安が大きくなってきてた時期だったので、精神的にもかなり支えられました。

先生のおかげで、どうすれば記述で間違えないか、整理できたような気がします。

先生、以下に今年の結果を書きますが、率直に可能性あるかご意見いただきたいのですか…。
厚かましいお願いで申し訳ございませんが、ご検討の程、宜しくお願いいたします。

午前30/午後27
不登法→第2欄の記述が、本当にポイントだ
けになったことと、第3欄の添付書類で、住所証明情報を書き忘れたこと以外は、できま
した。

商登法→監査役IをHの補欠監査役と勘違いし
てしまいました!これが、痛かった‼
1.全員任期満了と判断したので、後任が選任されなかった6/13には、申請しない。
2.後任が、6/30に後任が選任されたので、7/1にやっと申請する。
3.Iについて、6/12任期満了と判断したので、死亡による退任にしていない。
以上の連鎖反応が起きてしまいました。
それ以外については、ほぼ書けていると思うのですが、不登法よりは、細かいミスがあるかもしれません。

何とももったいない話ですが、一体どの位減点されるのか想像もつかない状態で、非常に気になるところです。

先生、厚かましいお願いで申し訳ございませんが、ご教示頂ければ幸いです。

最後に、今年、伊藤塾さんにして本当に良かったと思ってます。
また、出来れば受験勉強は、これで最後であって欲しいです。
何せ相当長くかかってもので…。

Posted by タツ at 2011年07月15日 08:51
tachiさん

遅くなってすいません。
本試験本当にお疲れ様でした。そして,ありがとうございます。
実力は十分ついています。今年度についても結果はまだ分かりません。

今は,疲れ果てていることでしょう。
夏の時期は,学習の素材は同じだとしても,直前期とは学習上
意識すべきことが若干異なります。

ストリーミングや8月のオープンスクールではその点説明をしていきます。
今は,直前期に引き上げた実力を維持しつつ,弱点の分析と,弱点の補強を
していきましょう。
例えば,「1週間不動産登記法の総論を徹底的にやる」
といった学習をすることも可能です。
条文も丁寧に引くことができるでしょう。
8月お盆前後まではそのような思い切った学習ができます。

今年の試験問題では,点数としては,決して低くない点数です。
ミスがなかったか,勘違いで落とした問題がなかったか等を確認し,
認識し,その対策を考えた勉強をしていきましょう。

改めて,本当にお疲れ様でした。


Posted by 向田恭平 at 2011年07月16日 01:16
星星さん

ありがとうございます。
知識量自体は講義のテキストの約9割程度です。
その知識をどこまで汎用性のあるものとできるかがカギとなります。

前提として,ある程度理解が伴っているのであれば,繰り返しながら,
条文等を引いていくようにしてください。

理解がまだまだということや,言葉の意味がいまいちという場合は,
入門講座テキストや日経さんの「主要5科目」等,講義で補うので
あれば,小山先生の択一合格アドバンス等があります。

インプットの目的は,問題を解く際に,制度趣旨や原理原則,
要件,判例の規範等を意識できるようになることです。

インプット素材をやりつつ,向田3000に戻るように学習を
進めてください。

8月頭にオープンスクールがあるので,そこでも説明をしていきます。
ご参加いただければと思います。
Posted by 向田恭平 at 2011年07月16日 23:33
celesteさん

コメントありがとうございます。
今の時期は意識的にお休みするようにしましょう。

起床時間を本試験開始の4時間前にしたのは,
脳がしっかりと目覚めるまでに,身体が起きてから,4時間後という
脳科学のデータを見たからです。
単純な私は,じゃあ4時間前に起きよう!
と考えて,それを実践していました。

Posted by 向田恭平 at 2011年07月16日 23:40
クライマックス受験生さん

本試験お疲れ様でした。
ご報告ありがとうございます。

十分な点数ですね。
最後までやり切ることが出来て何よりです。
シンプルなことですが,本当にしんどかったと思います。
今はしっかりとお休みをして,次のステージに備えて準備をしておきましょう。
本当にお疲れ様でした。またお会いできるのを楽しみにしています。
Posted by 向田恭平 at 2011年07月16日 23:44
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