2011年06月17日

第2回公開模試 不登法記述式採点実感

皆さんこんにちは。
本日もお疲れ様です。

第2回公開模試採点実感の不登法の採点実感です。




おやすみBGM
何度でも/DREAMS COME TRUE



今回の問題は,物権変動の過程をしっかり判断できたかどうかがポイントです。
これは作成者の筒井先生の意図するところでもあります。


本題です。ポイントを列挙していきます。
・遺言の解釈
・遺言の撤回
・物権変動の把握(実体判断)
・問題文指示(抵当権の抹消後に所有権移転)

これらが,申請すべき登記の判断に必要でした。


特に遺言関係は択一式でも重要です。知識はあったはずです。
有機的に知識を結合できたかどうかを確認しておきましょう。


しかしながら,「採点上」この判断の有無に匹敵するくらいのポイントがあります。
理解ではなく,注意力の問題です。

それは,共有かどうかの判断
共有者の一部なのか,全員なのか。
その判断を誤ると,目的,申請人,添付書面,課税標準,免許税と連動して
減点になってしまいます。


2つの欄の分をミスしてしまうと,10点くらいは簡単に失点してしまします。
逆に,1つの欄の申請すべき登記の判断ミスをしても,形式的なミスをしなければ,
25点くらいは確保できます。


共有かどうかに気をつける,区分建物に注意する,申請人の人数に注意する。
問題文の指示に注意する。特約等に注意する。

注意力の問題ですから,今から対策は十分可能です。
そして,それだけでも,5点〜10点は差が付きます。


知識面は,今までの確認です。
あとは,実力を発揮すること,形式面を充足させることが重要です。


苦しい時期です。不安だし焦るし。悩みは尽きない。
でも大丈夫。
何度でも何度でも間違えても,今はダメでも,最後は大丈夫!
むしろ間違えをどんどん蓄積しておく。本番にはそれが解消されてすべてうまくいきます!


何問も何問も解いてきたはずです。
最後まで諦めずに,できる限りのことをしていきましょう!
そうしたっけ,結果はついてきます!!

最後の最後まで応援しています!


さぁこんな時こそ張り切っていきましょう!



向田 恭平

posted by 司法志士 向田恭平 at 00:32| 東京 ☔| Comment(6) | TrackBack(0) | 試験対策・勉強法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
向田先生。

出題意図を的確に代弁していただきありがとうございます。

受験する皆さん。

向田先生のおっしゃるとおりです。
模試でしたミスは幸運な経験,本番までに確認して補強できるのですから。
記述試験はわずかなミスの有無が連鎖的な点差につながり,ちょっとした迷いが時間配分をくるわせます。
なので,ミスの貯金を有効活用できるように,早めにしっかり確認・知識整理しておいてください。
Posted by 問題作成者・筒井 at 2011年06月19日 21:02
筒井先生

コメントありがとうございます。
恐縮です。

知識面,技術面,注意力を図るには最適でした。
特に登記の連続性,実体判断が試される点がさすが筒井先生
という問題でした。


何より応援のコメントありがとうございます!



皆さんへ


皆さんを応援しているのは,講師だけではありません。

筒井先生のような問題や教材の制作者,校舎の運営・受付スタッフ,
講義収録スタッフ,ネット配信手続き,HP制作者,在宅手配,
教材発送,倉庫管理者を始め,伊藤塾に関わるすべての人が,裏方として
皆さんが夢に向かい,実現していくことを全力で応援しているのです!

残り2週間。ここまできたら諦めるわけにはいきません。

最後まで応援しています!



Posted by 向田恭平 at 2011年06月20日 01:11
 自分は、所有権留保のある売買の登記の前提として、遺言のとおり妻への遺贈をうつのか(所有権が買主に移転してはじめて妻へ遺贈する旨の遺言が失効するのか)、それとも法定相続をうつのかでかなり悩んでしまいましたが、なんとか法定相続をうつことが出来ました。
 「迷った時多くの受験生が何を書くのか考える」ことが今年の自分の課題の一つだったのですが、試験中は、なんとなく遺贈をうってしまう受験生が多いのではないかと考えていました。この点、遺贈をうってしまった答案は少なかったのでしょうか?差し支えなければ教えてください。
Posted by にこ at 2011年06月21日 23:55
にこさん。

採点の際の主観では,答案全体でみれば,「遺贈」を登記原因としてしまったものの比率はかなり高かったと思います。しかし,いわゆる合格者レベルの答案(他欄も併せて見て,おそらく択一記述とも基準点を超えてくると思われるもの)を見ると,ほぼ確実に法定相続の登記を記載していたように思います。

「多くの受験生が何を書くか考える」ときには,受験生全体ではなく,基準点を超えてくる合格レベルの受験生をイメージしてください。合格レベルの人達が解けないところで点を稼ぐのではなくて,彼らが絶対に外さないところは自分もミスしないのが合格の秘訣です。

遺言のみなし撤回制度が,なぜ,何のためにあるのか,という制度趣旨をしっかり把握していれば,所有権留保特約に迷わなかったはずです。仮に迷っても,合格レベルにある人達の多くは制度趣旨から考えて遺言失効→法定相続で来るはずだ,と判断できます。

みなし撤回の制度趣旨をしっかり頭の中に入れてから,もう一度問題の遺言の有効・無効の判断をしてみてください。
記述ってこう解くのか,法的判断てこうするのか,が実感できるのではないでしょうか。
Posted by 問題作成者・筒井 at 2011年06月22日 10:30
 筒井先生、回答ありがとうございました!
 「遺言者の最終意思を尊重する遺言制度の趣旨からすれば、遺言者に、売買契約時点において、既に妻への遺贈を維持する意思がない」からなんですね。
 残念ながら、試験中は「何となく法定相続ぽいかな」というレベルでしか判断できませんでした。
 残りわずかな時間になってしまいましたが、本試験では、制度趣旨から解答の演繹ができるよう知識を研ぎ澄ましていこうと思います!
Posted by にこ at 2011年06月22日 23:32
にこさん,筒井先生

コメントありがとうございます!
せっかくなので,改めて記事をアップさせていただいました。
Posted by 向田恭平 at 2011年06月25日 12:16
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