2011年01月15日

沖縄の登記実務等


戸籍も全部なくなったよ。


本土の民法の施行は昭和22年
沖縄の民法の施行は,本土から10年遅れた昭和32年

沖縄特有の「今」がそこにあった。


今はなき登記簿滅失回復の話
http://mukaida.seesaa.net/article/179848157.html

の続編です。



戸籍も全部なくなってしまった。


戸籍,相続登記等について少し触れます。


○戸籍には滅失の事実が記録されている
 →上記戸籍はex.砲弾,〜〜による被災により滅失した」等と付記される
       ↓

○相続関係がわからなくなり相続登記を申請できない
       ↓

○各自申請し暫定的な証明書(戸籍に準じるもの)を作成する
→証明できないという証明をする
(ex.向田恭介の相続人は息子恭平の他証明できない。)
 *ただし,この証明書は,行政文書であり,戸籍とは別物
      ↓したがって

○相続登記の際でも,全員の印鑑証明書が必要
→真正な戸籍ではなく暫定的な相続の証明しかできないため,
 行政文書の真正担保として添付する


相続人不存在(又は不明)の場合は,国庫(市町村)に帰属することは
民法通りです。


相続人が不明なのは,民間戦闘員や一般人が多いようです。

正規の軍人は,どこに派兵され,いつ戻ったかを明らかにする制度があるが,
民間人にはそれがないからです。


今回は基地問題(騒音等)を扱っている弁護士の方にもお話を
うかがうことができました。

ただ,沖縄の方は,明るい。
実務家の方々と泡盛を一緒に飲み,そして,踊りました。


今回,今までの当たり前が,沖縄では当たり前じゃないことに,
色々と考えさせられました。



不動産登記は,不動産についての歴史を記録する重要な役割を果たしてきた。
特に土地に対しては,日本人は執着がある。


司法書士が申請した登記を,いつか誰かが確認し,歴史を振り返る。
その方は,想いを馳せる。切なくなる。嬉しくなる。感動する。

間違いなくやってくる身近な未来です。
その未来を一緒に守っていきましょう。


過去,現在,そして,明日の司法書士は,歴史の番人でもありますね。


責任と感謝とやりがいを感じて笑顔の未来へバトンをつないでいきます!


今日もありがとうございます。

posted by 司法志士 向田恭平 at 03:27| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 司法書士・合格後 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
不動産登記制度について、こんなに大きな視点で考えたことがなかったので、モチベーションが上がりました!ありがとうございます。
Posted by K at 2011年01月16日 23:35
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